ゲームを適正価格でレビュー

元・地元最強のゲームテスターが、★の代わりに適正価格でレビューします。

「WHAT THE CAR?」を適正価格でレビュー

ゲーム概要

タイトル

WHAT THE CAR?

- うんてん、できるかな?

ジャンル

プラットフォーム、レース

開発元 Triband
販売元 Triband
リリース 2024年9月9日
日本語対応 一部翻訳済み
定価 1,999 円
購入価格 1,200 円
適正価格 2,500 円

WHAT THE CAR?」は車の概念を破壊するプラットフォームゲーム

予想の斜め上の魔改造を施された車(のようなもの)でコースを駆け抜けゴールを目指す。

操作は左右への移動とアクションボタンのみで、ブレーキは存在しない。アクションボタンはコースによって挙動が異なる。コースも常に一本道というわけではないため、最短距離を見つけ、最適なアクションを行うことでより早くゴールすることができる。

各コースには週毎・全期間でランキングがあり、世界中の人々と競争することができる。

ジェットパックの推進力でゴールを目指す

評価

大前提としてプラットフォームゲームなので、万人に勧められるものではないと思う。プラットフォームゲームに抵抗のない人、やるゲームが見つからない人に勧められる作品だ。

価格

価格はリリースして1ヶ月間は早期価格として1200円で発売されていたが、その後は約2000円になっている。

それでもなお驚いたのがボリュームの多さであり、想定していた量を上回っていた。コンプリートを目指すなら20時間程度は遊べると思って良い。

発売後もアップデートされており、エピソード(コースのまとまり)が追加される予定とのこと。DLCではないのでかなりお得だ。

自動追尾カメラ

本作のカメラは三人称視点で、常に車の前方を向くようになっている。これにより、車の操作は「カメラ視点操作」と「ラジコン操作」を両立している。

これは操作が単純化される代わりに、カメラを自由に動かせないという欠点がある。このカメラはステージ選択エリアでも適用されるので、周囲を見渡す動作が少し面倒になり、車の正面側を見ることはほぼ不可能になる(その操作が必要になることはないが)。

コース名の読み上げ

各コースに付けられたユニークなコース名とその独特な発音は本作の魅力の一つである。コース名は翻訳されていないが、それは英語特有の言い回しやダジャレが含まれているからである。使われている英語自体は難しくはないが、理解できるとそのステージの仕様を理解しやすくなり、楽しさも増すだろう。

コース開始時